気づいたことがあります

今月から稽古も衣替えで、上衣が一研会オリジナルTシャツから本来の空手着に戻りました。それに関して先日のハロウィン特別合同稽古で気づいたことがあります。
　ハロウィン特別合同稽古では、参加する際の服装は自由であり、道場生の大半が仮装というか所謂コスプレで参加しました。当然普段と違う楽しい雰囲気に道場生の気持ちも緩み、その格好と同様に自由ではちゃめちゃな稽古となりました。
　ただ、楽しく稽古するのはいいのですが、それでもここはあくまで稽古の場です。決して羽目を外しすぎることのないように、とは事前に伝えていました。しかし、途中からは「押忍」の返事もままならない道場生が多数。流石に黄帯以上の道場生はそんなことはありませんでしたが。
　それにしても普段真面目に稽古している道場生がハロウィンというだけでここまで気が緩んでしまうものなのか？普段と違う点は？と考えを巡らせて思い至ったのは稽古時の服装です。
　私は普段から空手着の着こなし方（帯の長さを揃えてきちんと結ぶ、上衣の裾を揃えるなど）を口うるさく注意しますが、それこそは空手の稽古と真剣に向き合う最低限の礼儀と考えているからです。私の経験上、空手着の着こなしのだらし無い道場生はやはり稽古態度もだらしないです。やはり空手着もその着こなし方も大切です。
　もちろん服装だけが原因ではないでしょうし、年にたった一回のことでそこまでやかましく言う気持ちはないのですが、来年の開催をちょっと考えてしまいました。