先週から白帯は型の稽古を重点的に行なっています。その都度道場生には『今日やったことを家で思い出して、次の稽古までに少しでも良いから覚えてきてね。』と伝えています。
そして今日の型の稽古の時、白帯の道場生のみんなに「この前やった型、覚えてる?」と聞いたところ「覚えてる‼️(敬語ではない)」と数人から元気な返事が帰ってきました。元気なのは良いですが嘘は良くないと思ったので「じゃあ、やってもらおうか‼️」という事で白帯のみんなにやってもらうと、何と⁈そこそこ出来てます‼︎疑った先生が悪かったです。
こういう良い意味で予想を裏切ってくれるのは本当に嬉しいです。こんな風に少しずつ薄皮を重ねるように努力を積み重ねるのが稽古です。すぐには目に見えた成果は出ませんが、この努力をするとしないとではその差は歴然。半年も経つと、努力をして来なかった道場生は努力を積み重ねた道場生にもう追いつくことは出来ません。
勉強も空手も同じ。少しの予習と復習で稽古の成果がまるで違ってきます。そして成果が実感出来れば、稽古はもっと楽しくなります。稽古が我慢ばかりの苦行で終わらないように、是非技術の向上を目指して予習復習をやってみてください。