現在、道場生のみんなが来年の審査会受験を目標に猛稽古中です。黒帯の先輩の補助のおかげで白帯のみんなもその見通しが立ちました。
黒帯の道場生は、休憩時間にも小さい子に声をかけてくれたり、道着が乱れていたら直してあげたりと影に日向に先輩らしい振る舞いで毎回の稽古をフォローしてくれています。自分が子供の頃にこんな先輩と一緒に空手が出来たら辛い稽古も楽しいだろうなと思います。実際、保護者の方からも「家で『〇〇先輩が大好き』と言ってます。」と聞かせていただくことがあります。
私は今月で50歳。良い歳をしてまだまだ未熟です。それに比べて私よりずっと若くて、とても頼り甲斐のある彼らには学ぶところがたくさんあります。今日もそんな黒帯のある行動にとても感心すると同時に、至らない自分を恥ずかしく感じました。
それでも落ち込んでいる暇はありませんので学ぶべきところは弟子からでも積極的に学び、次回からの稽古に生かして行きたいと思います。
今年もあと少し。本当に大変な一年でしたが、終わり良ければ全てよし。そうなるように残りの稽古を頑張っていきます。