今日は稽古前に道場生のみんなに道場内のルールについて再確認、そして新たに『話を聞いていなかったり、集中力が切れている人は、一旦後ろに下がって気持ちをリセットする』という新ルールを加えました。
そしてとりあえず稽古スタート。すると数名の道場生が話を聞いていなかったり、よそ見をしていたり、といったいつもの展開。そこで新ルールを適用です。一旦後ろに下がってもらい、なぜ注意を受けたのかを自分で考えてもらいます。そして頃合いを見て声をかけ、考えを聞いた上で、理解してくれていれば稽古に復帰。これで本人だけで無く、当事者以外の道場生にも緊張感が生まれました。
非常に淡々としたやり方ですが、熱く叱ったり、くどくどと叱るよりずっと効果があるように思います。叱ること自体が目的ではなく、真剣に稽古に取り組む自覚を持ってもらうこと、ひいてはできるだけ怪我なくスキルアップしてもらうことが目的ですので。
そして稽古が終わってみるとみんな最後までコンセントレーションを維持したまま全てのメニューを消化することができました。当面はこれで行ってみようと思います。